日常の会話で使える雑学。今月のテーマは「こども」です。前回までは、「こどもの日」にまつわる雑学をお届けしてきました。まだ見ていないよ!という方は、ぜひ、前回、前々回の記事(動画)も、どうぞご覧になってください。
さて、今回、こども3週目は、「偉人のこども時代」!あの歴史上の人物は、どんなこどもだったのでしょうか???
イヌ:じゃぁ、こどもの日、5月5日のこどもの日は、
こどもの頃から偉人ぶりが!
パート3はですね。絵本を出版している出版会社のホームページを見たら、ちょうど僕が知りたいようなことが載ってまして。
なんでしょう
偉人たちはこども時代、どう過ごしていたのか。
偉人!いっぱいいますね。
たとえば、三島由紀夫のこども時代。
おぉ~!
(以下。イヌえもん:イヌ、ネコ美:ネコ)
イヌ:三島由紀夫って言うと、どういうイメージあります?
ネコ:小説家。
イヌ:はい。
ネコ:そして、割腹自殺をした人。
イヌ:自衛隊に体験入隊したりして、
ネコ:うん。
イヌ:何かこう、勇ましい感じのイメージありますよね。で、三島由紀夫は自衛隊に体験入隊したりして、勇ましく強いイメージがありますが、
ネコ:ありますね。
イヌ:実は、ちょっと病気がちで、みんなを心配させていたらしいです。子供の頃。
ネコ:こどものころ?
イヌ:でもそれは、どうやらおばあちゃんが、かわいがりすぎてて、過保護になって外に出さなかったから、病気になってしまったんじゃないか。という話が載っていました。
ネコ:えー、なんかちょっと想像と違うこども時代ですね
次、マルコポーロのこども時代。
マルコポーロ?探検家でしたっけ?冒険家?
イヌ:そう。『東方見聞録』を書いた。マルコポーロは、15歳になるまで父親の顔を知らなかったそうです。
ネコ:えっ、どういうこと?何か、事情があったのかな。
イヌ:いや、もう、まだマルコポーロがお母さんのおなかにいる間に、船で商売の旅に出てしまって戻ってきてなかったと。で、いつもベネチアの港に行って、お父さんいつ帰ってくるかなと思って待っていたら、14歳のときにお母さんが亡くなってしまい、一人ぼっちになりました。
イヌ:で、15歳になった時にお父さんも戻ってきて、「よし、これで一緒に楽しく過ごせる」と思ったら、なんと、父親が再婚してしまって継母を迎えることになり、また寂しい日々を送ると。
ネコ:マルコポーロがそういう『東方見聞録』を出したのって、いくつの時なんですか?
イヌ:確かね…、30··42ぐらいかな。
ネコ:あぁ、そう。じゃ。そういう時代を経て偉業を成したっていうふうに今なら思えるな。
イヌ:でも寂しいことは寂しかったんだろうけれども、やっぱりマルコポーロ的にはお父さんは誇りであって、ああなりたい。海の向こうの世界を知りたいっていう風になって、17歳のときにお父さんと一緒に船に乗って、25年間冒険を続けて、その旅の記録を1冊の本にまとめ上げたのが『東方見聞録』だそうですよ。
ネコ:へえ~!本当にイヌえもんさんは何でも知ってますなぁ🤭✨
イヌ:…いや、調べてますけどね。ネタを仕入れないとしゃべれませんから(笑)
イヌ:(笑)アインシュタインのこども時代。
ネコ:気になる~!考えたこともなかった
イヌ:ね~!あの天才アインシュタインねぇ。
ネコ:ね、物理学者ね。相対性理論!
イヌ:やっぱりね、自分の中でしっかり物事を考えるっていうのは、小さいころからやっていたそうなんですよ。だからかわかりませんが、小さい頃は「のろまさん」と言われてたらしいですよ。
ネコ:えっ。かわいい~!そっか、ちゃんと頭で考えてから行動するからなのかな🥰
イヌ:まあ、ほかにもいろいろあるんですが。
イヌ:ミケランジェロのこども時代。
ネコ:彫刻家ね。本当に偉人ばかり!
イヌ:ミケランジェロは、フィレンツェの警察長官のこどもとして生まれながらも、生後間もなく親戚の石の彫刻家の家に里子に出されたんですって。
ネコ:それでなんだ!
イヌ:で、幼少期は大理石の欠片をおもちゃにして育ったと。
ネコ:かわいいなぁ。何か偉人たち、かわいいですね。子供の頃は、やっぱり。話聞いてると。
イヌ:そうなんです。でもやっぱり、ここまでの話を総合して考えると、マルコポーロしかり、ミケランジェロしかり、アインシュタインしかり、「三つ子の魂百まで」っていうのがそのままだな。っていう感じます。
ネコ:そうですか?
イヌ:小さい時に、「ああ、だからこうなったのね」っていうのは、やっぱり言えるなって。
ネコ:そうかもしれない。
偉人のこどもは?
あと、今回このこどもというテーマにしたときに、偉人のこどもの頃もそうだけど、偉人のこども達ってどういう人達がいたのかな。っていう風に思って、ちょっと調べたくなって。一人だけ、へぇー!って思ったのがいたので、ご紹介しましょう
誰ですか?
ナポレオン
ナポレオンのこども!確かにな。
イヌ:ナポレオンって、ざっくりどんな人かっていうと、民間っていうか、王家でもないところから軍人としてのし上がって、人気者になって、勢力拡大して、人気はあったんだけど、いろいろヘマしちゃって、島流しされて戻ってきたと思って、もう一回ファー!って兵あげても100日で終わっちゃって、また島流しされて、サヨナラって言うのがざっくりしたナポレオンのストーリーですけれども。
ネコ:もでもかなりね、いろんなとこに影響を与えてね。
イヌ:そうそう、そうね。
ネコ:何か、曲になったりとかね。クラシックでもいっぱいありますけども。
イヌ:お酒にもなってますからね。
ネコ:はい。
イヌ:ナポレオンは、最初に結婚した相手は年上の方で、諸説ありますけども、子供ができないと判断してすぐ別れ、次は若い子と結婚して3ヶ月ですぐ子供ができたんですって。で、子供を溺愛していて、一度島流しにされる、自分がね。一度島流しにされるけど、戻ってきて、政権を復活させた時に、いわゆる百日天下?政権を復活させたときに、なんと、まだ4歳の子供を「フランス人民の皇帝」っていう位に就かせて、在位二週間ほどらしいんですが、
ネコ:うん。
イヌ:その後、ナポレオンまた島流しになって、いろいろあって育つんですが、これねぇ、ちょっとかわいそうなのが、病弱だったのか病気があったのか、なんとこのナポレオン2世は、21歳で亡くなっちゃうんですね。
ネコ:なんか、ちょっと、こういう言い方すると語弊があるかもですけど、この流れでいうと、思ったより長生きでした。
イヌ:へー。でも21歳ですよ。
ネコ:いや、若いですよ。でも今の流れだったら、もっと何か、うん、もっと、だって在位2週間だったんでしょ?
イヌ:そう。
ネコ:最初ね。そっから、ちょっと長いなって思っただけ。4歳から21歳だとね。
イヌ:で、ナポレオン1世とナポレオン1世が眠る墓と、ナポレオン2世が眠る墓は、別々のところに埋葬されていたんだけれども、亡くなった後100年と少し経った1940年12月15日、そのナポレオン2世の棺がウィーンに埋葬されてたんです。
ネコ:はい。
イヌ:そこから、ナポレオン1世が眠るパリの地下墓所、地下のお墓に改葬されたんです。隣に眠る。
ネコ:よかった!
イヌ:で、この命令を下したのが、これね、意外だったんですよね。当時、ナポレオンを敬愛していたドイツの人だったんですけど、1940年、ドイツ人。
ネコ:ヒトラー?
イヌ:そう。
ネコ:わー
イヌ:ドイツが当時、オーストリアを併合していたのと、ウィーンはオーストリアですからね。フランスを占領していたから、ヒトラーが。ヒトラー個人の命令で、実現したと。
ネコ:へぇ~!
イヌ:で、棺は現在も、ナポレオン1世父親の傍らにあると。
ネコ:そこだけ聞けばよかったけど、そうか、そういうつながりがあったんですね。そこ。
イヌ:ナポレオン2世って、世界史選択肢でも出ないですからね。
ネコ:出てこないんだ!
イヌ:ナポレオン3世っていうのは出るんですよ。
ネコ:出るんですか!それは、血縁関係あり?
イヌ:ナポレオン1世の甥っ子なんですよ。
ネコ:継いだんですね。じゃぁ。
イヌ:で、継いだけれども、いや、ナポレオンはやっぱりこう、人気はずっとあって、島流しにされるけど、やっぱり根強い人気があって、ナポレオンの甥っ子だからっていうので。また指導者に、ナポレオンとは違う形で統治していくんだけれども、やっぱりそういう人気はあったんですね。
ネコ:ボナパルト!私、日本史だったから、へーって思うと同時に、何か、世界史の授業を受けてるみたいですね。イヌえもん先生の🤭
偉人たちもこどもだった。そんな歴史から学ぶことは???
でもね、日本の歴史は、世界の歴史の一部なので。世界の歴史は日本史とが世界史とかじゃないんです。ただ、歴史なんです。
なるほど、今日の名言ですね。
今、我々が揉めてたりとか考えているのって。実はたかが数百年の歴史の中、数百年も言わない100年200年の歴史の中だけで言ってるけれども100年前のことって、もうすでに歴史になっちゃってて、何かこう、そんなのあったらしいよ、ぐらいで済ませていますよね。でも脈々と繋がってるんですよ。
私たちは何しなきゃいけないかと言うのは、
過去を知って、過去と同じ過ちを犯さないために学んで、今を生きるわけですよ。
ネコ:何か今回、いい話じゃないですか
イヌ:いつもいい話しかしませんけど。
ネコ:ふふふふ、そうですね、温故知新ですね。
イヌ:そう。
ネコ:歴史を知ってるからこそ、新しいこともね、っていうことは、同じなのかなと思いますけど。
イヌ:最後に締めで。
ネコ:はい。
イヌ:今まで偉人たちのこども時代とか、偉人たちのこどもを扱ってきましたけど。
ネコ:はい。
イヌ:とあるアメリカンジョーク。ある父親が、息子がテレビゲームばかりやっていることを怒ってしまって、どうにか勉強をさせようと、息子に言いました。「アメリカの大統領リンカーンは、お前と同じ歳の頃に、暖炉の灯りで本を読んで勉強してたんだぞ。だから、お前勉強しろ」と言ったら、その息子は、「リンカーンがお父さんと同じ歳の頃にはアメリカの大統領だったけどね」
ネコ:はははははははは!🤣ガビーン!おもしろい!賢いなぁ。
ちなみに。私は、リンカーンのスペルを、リンコルンって覚えてましたよ。リンコルン!何かかわいくないですか?皆さん書いてみてください。お後がよろしいようで🤭
モヤモヤするわ~😅
今週は、ここまで🤗英語授業、長文読解で出てきた外国人の名前、スペル、どう覚えていましたか??リンカーンはリンコルン、ジョージはゲローゲと覚えていたりしませんでしたか?(笑)ぜひ、教えてください。
そして、次週、こども編·最終回は、「こどもの名前」をテーマにお送りします!次回もお楽しみに★
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